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360°VR動画の可能性

2020.07.20
360°VR動画の可能性

360°VRをユーチューブなどで視聴した方は多いのではないでしょうか。
実写なのにまるで仮想世界を楽しんでいるような不思議な感覚で、360°のパノラマ視点から今までは見たくても見えなかった角度から視聴できる、とても面白い技術だと思います。
現在では、Googleのストリートビューでも360°VRは取り入れられ本当に便利な技術だと思います。

しかし、その歴史は意外と古くからあるのはご存じでしたか。
20年程前、筆者と同じ世代の方なら懐かしいと思われますが、windows xpが全盛期の頃にはすでに、写真をレタッチして、現在のような360°パノラマ写真として一部で商用利用はされていたのです。
ただし、現在のように一枚画を撮影すれば良いというものではなく、上下(天地)と数カットの角度を魚眼レンズで撮影してようやっとレタッチソフトで繋いでいき、更には照明の影響が出ないようにとシビアな撮影を強いられました。
パノラマ写真がいざ完成したとしても、写真とのつなぎ目に、色味の違和感が露骨に出てしまうなど、なかなかに困難な撮影方法とレタッチ技術が求められました。
しかも、当時のカメラ機材では解像度が非常に悪くて、専門にやっている方以外には敷居の高いものであり、動画スキルの高いクリエイターでさえも四苦八苦していたものです。
しかも、QuicTime上でしか起動しないのでインストールを促されるなどもあり、便利で画期的ではあったものの、一般的に普及は出来ないまま、近年までに至りました。

VRコンテンツという名目で、各ハード機材の進化と開発に付随して360°VRは動画やゲームに取り入れられ、ようやっとその画期的な技術が一般的に日の目を見るようになりました。
その後はスマホの台頭からインターネットを介して今ではユーチューブで気軽にアップロードできるようにもなりました。
皆様もご存じの通り、スマホカメラの解像度もどんどん向上していますし、また安価で高性能なVRカメラもどんどん各メーカーから発売されていきました。

動画制作を生業とする私たちもその360°VRを動画に取り入れ、これまでとは違った視点での演出が可能となり、視点の変更をするだけでより印象深い動画が出来上がるまでになりました。
更に、動きの揺れを安定させる所謂「スタビライザー」機能の向上で、まるでドローンで撮影しているかのように安定した撮影も可能となり、視聴者も安定した画だから安心して視聴を楽しめるといった、ユーザビリティにも配慮された機能がどんどん向上していっています。
また、煩わしいレタッチも簡単にできるアプリケーションも数多く普及され、その可能性はもはやゲームや動画にとどまることが無くなり、無限の可能性を秘めていると言っても過言ではありません。
まさに動画制作における文明の利器と言い切れる360°VRの次のフェーズはどこに向かうのか、また広がっていくのか楽しみでなりません。
もしかしたら、数年後には専用のゴーグルも必要と無くなり、仮想世界が街中に溢れかえることも不思議では無いかもしれません。

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